CONCEPT
水澄について
水澄は、湧き水の里にひらいた二十席の蕎麦処です。水を選び、水に磨かれ、水で締める。ここでは、その一杯ができるまでの考えをご紹介します。
SOBA
蕎麦へのこだわり
玄蕎麦は契約農家(産地は仮)から玄のまま仕入れ、低温で貯蔵します。使う分だけ毎朝石臼で挽き、挽きぐるみの香りを逃しません。
打つのは十割と粗挽きの二種。つなぎに頼らないぶん、その日の湿度と粉の状態を見て加水を変えます。同じ蕎麦は、二日と続きません。
01
玄蕎麦
玄のまま低温貯蔵し、香りの劣化を抑えます。新蕎麦は十月中旬から(仮)。
02
石臼挽き
毎朝、その日に使う分だけをゆっくり挽きます。熱を持たせないことが香りを守ります。
03
手打ち
湧き水で加水し、湿度に合わせて水回しを変えます。十割は一日二十食まで(仮)。
04
茹でと締め
大釜でさっと茹で、澄んだ冷水で一気に締める。喉越しの輪郭は、この一瞬で決まります。
MIZUSUMI
水澄
YURAI
水が澄むところに、
蕎麦の味が立つ。
店名の「水澄」は、この土地の湧き水が季節を問わず澄み続けることに由来します。濁りのない水は、素材の輪郭を隠さない。蕎麦も出汁も酒も、水が澄んでいるほど正直になります。
澄んだ水のように、静かで、まっすぐな仕事をする。屋号は、そのための約束です。
店主 ○○ ○○(仮)
SHUJIN
足し算より、引き算を。
修業先(仮)で学んだのは、技術よりも「余計なことをしない」姿勢でした。香りを立たせたいなら、足すのではなく、邪魔をしているものを取り除く。水澄の献立が少ないのは、そのためです。
蕎麦は打った瞬間から乾いていく食べものです。だから打ちたてを、その日のうちに。売り切れ仕舞いはご不便をおかけしますが、いちばん良い状態だけをお出しするための決めごとです。